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ビリー・コブハム~ドラムの可能性を知りたければこの人!

ビリー・コブハム

モンスターの異名を持つドラマー
は沢山いますが、元祖的な人はこの人以外いません。

『ビリー・コブハム』

です。

誰よりも早く左右両利きのスタイルを
取り入れ、

マッチド、レギュラーグリップを
左右関係なくコントロール出来るドラマー。

後にも先にも彼だけではないでしょうか?

現在、76歳、もうすぐ80歳になろうかと
していますが、今もなお現役バリバリの重戦車です。

(下に70歳のときの動画を貼っています。)

このページはビリー・コブハムについて
私的な思いを綴ってみたいと思います。

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Contents

ビリー・コブハム

ビリー・コブハム

本名:ビリー・コブハム(Billy Cobham)

1944年5月16日 パナマ共和国アンカン生れ

ビリー・コブハムの父はピアニスト、
母はヴォーカリストという環境で誕生します。

ビリー・コブハムのドラムのスタートは
3歳のとき周りにあるものを叩くということから始まります。

本物のドラムを叩いたのが4歳頃からに
なり、(自宅では持っていなかったそうです。)

基礎の重要性に気づきだした10歳頃
本格的なルーディメンツを学び出します。

その後軍隊に入隊、軍の音楽隊に所属し
メキメキと実力を発揮していきます。

除隊後直ぐにドラマーとしてのキャリア
が始まり、ホレス・シルバーと共演します。

(下に動画あり)

その後もマイルス・デイビス、
ジョン・マクラフリン、ジョージ・デューク

などなど(挙げたらキリがないです。)
錚々たるメンバーと共演します。

ビリー・コブハムのプレイスタイル

ビリー・コブハム

ビリー・コブハムは本来右利きですが
右利き用のドラムセットに限界を感じ、

7歳頃からオープンハンド奏法を
取り入れるようになりました。

(7歳で考えます? 普通?)

それから驚愕的なことに、スティックの
持ち方です。

右手:マッチド 左手:マッチド
右手:マッチド 左手:レギュラー
右手:レギュラー 左手:レギュラー
右手:レギュラー 左手:マッチド

これら4種類を瞬時に変えながら演奏出来るのです。

これにより繊細さ、パワー、どれも
同じようにできるというのです。

(本当に化け物という言葉がピッタリですね。)

もう一つが『高速シングルストローク』です。

映像を確認しても完全なフィンガリング
で親指を上に上げるフレンチでやっています。

フロアタムまで回ると椅子から
腰を浮かせるあたりは高速ドラマーの特徴ですね。

ビリー・コブハムの練習方法はユニーク
で、フレーズを『言葉』として覚えるというのです。

つまりフレーズを切り貼りするような
練習方法ではなく、

楽曲に当てはめて自然と流れるものを
暗記していくというスタイルです。

なるほど、断片的なアプローチではなく
全体を見るということを感じました。

ジャンルが変わっても同じですね。

千里の道も一歩から

ビリー・コブハムに限らずスーパー・
ドラマーを観たり聴いたりすると

大抵の人がその時点で終わります。

確かに普通のドラマーがコピー作業を
やろうとしても本当に大変です。

でもやはり、やった方がいいです。

生涯のうちで1曲でもコピーが出来た人
はもの凄い恩恵を受けるはずです。

1曲丸ごとじゃ無くてもいいと思います。

4小節でもいいですし、1小節でもいいと思います。

私も頑張って『1日1小節コピー』を続けています。

是非皆さんもチャレンジしてみて下さい。

ではここから、ビリー・コブハムの演奏です。

ホレス・シルバーに参加したてのビリー・コブハム♪(若い!!)

ルイ・ベルソンとビリー・コブハムのドラムバトル!(違いをどうぞ!)

70歳のとき!バリバリです♪

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