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タムをスネアスタンドでマウントすると、音が詰まる!

タム スネアスタンド マウント

ドラマーには様々な体型の人が存在します。

そのため、ドラムのセッティングも
バラバラで高さ距離感がまるで違います。

近年のドラムセットの幅がかなり
自由に出来るようになりましたが、

中には既存のセットではどうしても
対応できないセッティングを好む人もいます。

そのようなセッティングの中で
タムのセッティングに付いてまとめています。

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Contents

タムをスネアスタンドでマウントするメリット・デメリット

メリット

ロック・ドラマーのジョン・ボーナムに
代表されるように

タムをスネアスタンドに乗せて
プレイする人も多いと思います。

この利点はタムサイズに関わらず
叩くポイントをドラマーに合わせられる

ということです。

タムサイズが深胴の場合、

通常の22インチや24インチの
バスドラムでは打点がかなり高くなります。

打点を合わせると角度が急になり、
満足なスティッキングが出来ません。

その他にも、ドラマーからの距離があります。

大柄の人では既存のドラムセットでは、
狭く感じる為、距離を取りたいと考えます。

その点、スネアスタンドを使用すると、
自由に設定できますから、プレイの幅も広がります。

デメリット

デメリットとして、もう1本
スネアスタンドを購入しなければならない

ということです。

さらに運搬の際、負荷がかかります。

また、リハーサルスタジオなどで練習する場合、

わざわざスネアスタンドを
持参しなければなりませんね。

もう一つ、重要なのが、タイトルのもある通り、

『タムをスネアスタンドでマウントすると、音が詰まる!』

という問題です。

なぜ、音が詰まるかと言えば、2つ考えられます。

ドラムという楽器は振動によって
音が伝達します。

この発せられた振動がスネアスタンドに伝わり、

それがまたタムに戻り
お互いの振動を打ち消す効果がでます。

他の場合も音が詰まる場合があります。

それは、スネアスタンドのアームで
タムをミュートしているときに起こります。

この場合、スネアスタンドを緩めると
音のサスティーンが伸びて良くなりますが、

安定性に欠けるので、オススメ出来ません。

解決方法

一般のスネアスタンドで、タムを
マウントする方法で一番良い方法は、

アームのかける位置を変えるということです。

音が詰まる人のセッティングは、タムを
スネアスタンドに直接乗せてきつく締めます。

これは先ほど述べた様に
振動の関係とミュートにより音がでません。

アームの位置を写真の様に
フープを摘まむように置くことで、

かなり音が伸びるようになります。

タム スネアスタンド マウント

(※写真はネットから拾ってきました。私物ではありません。)

もちろん接触面がありますから、
完全ではありませんし、

タムが落下する危険性も含んでいます。

この方法はスネアドラムでも
応用できますが、

スネアドラムの場合、元々スナッピーで
倍音がカットされていますし、

アタック音が強いので、タム程効果は感じられません。

ジャズなどで、この方法をすると、
ブラシワークなどはうるさ過ぎるのでオススメしません。

どうしても、

スネアスタンドに置いてプレイをしたい!

ジョン・ボーナムになりたい!

という人は、この方法を試してみてください。

私のオススメの方法

タム配置に悩むだけだったら、
スネアスタンドより

シンバルスタンドを使用する方法をオススメします。

この方法だと、タムホルダーをそのまま
スネアスタンドに入れ込めば完成です。

私の場合、フロアタムに
13インチのタムを使用していますが、

そのままシンバルスタンドに
入れ込んで使っています。

運搬時もフロアタムを運ばなくて済みますから楽ですよ!

>>タムのメンテナンスはこちら

>>スネアのメンテナンスはこちら

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