ドラムに限らずあらゆる楽器は譜面が必要になります。
一昔前までは手書きで譜面を作成するのが一般的でしたが
今ではパソコンによって
様々な楽譜を作成しています。
しかし、その作成ソフトの数は膨大で
初心者は何を使っていいか困惑しているようです。
このページでは楽譜を作る上での
ポイントやオススメのソフトなどをご紹介致します。
Contents
綺麗な譜面と汚い譜面
ジャムセッションやリハーサルで
譜面をもらうとき
抜群に見やすい譜面と、しばらく
解読するのに時間がかかる譜面があります。
リズムが難しいという問題ではなく、
単純に整理されているかどうかの問題です。
汚い譜面、綺麗な譜面はそれぞれの共通点があります。
先ず、汚い譜面というのは小節の幅が
バラバラになっていて、中の音符の位置もぐちゃぐちゃです。
一方で綺麗な譜面というのは、
小節の幅も均一で、4小節間隔で改行してあります。
中の音符も均等に4分音符幅に分けてあります。
この『均等に』というのがポイントで
整えられた譜面はスッと目になじんできます。
手書きの譜面作成
手書きでも綺麗な譜面は十分出来ます。
手書きで譜面を作るのでしたら
普通のボールペンやマジックを使うより
『写譜ペン』
と言われるペンを使用します。
写譜ペンはカリグラフィーペンと
言われるペンで、
独特のデザイン文字を書くために使われます。
昔のドラムの教則本は、全てこの
写譜ペンで書かれていました。
上の写真のような感じです。
今でも愛用している人は世界中多くいます。
ただし、注意点ですが、
写譜ペンで書いても均等さが
無かったら意味がありませんからね。
譜面をパソコンで作成する利点
上記の譜面作成で述べたように楽譜は
その人の性格がモロに出ます。
字が上手い下手というのではなく
きちんと伝えたいという気持ちがあるかどうかだと思います。
ですので、ご自分の譜面が客観的に
見にくいと思ったら、是非PCを使うことを考えて下さい。
譜面をパソコンで作成する利点は様々あります。
先ず第一に、誰でも一定の水準の
楽譜が作れます。(知識は必要です。)
第二に、譜面を作成することで
音楽的知識が増えていきます。
全く楽譜が読めなくても市販のスコアを
写す作業をしてみて下さい。
どんどん、譜面の意味が分かってきますから。
私の場合もメロディラインを覚える為に
楽譜作成ソフトを利用しています。
スマホやタブレットは楽譜作成に向いているのか?
楽譜作成ソフトはパソコンの他、
スマホやタブレットでも作成することが可能です。
ちょっとした楽譜を作るのでしたら
スマホやタブレットで出来るのですが
より複雑な譜面や人に伝えるということ
を考えるとやはり、PCには適いません。
もちろん使っていいので、スマホや
タブレットの方はサブ的な使い方がいいと思います。
オススメのドラム譜作成ソフト
ドラム譜作成ソフトは様々ありますが
『無料』、『使いやすさ』を考慮すると
『Muse Score』の一択になります。
クラシック、バンド、ドラム単体
DTMとあらゆるジャンルが出来ます。
何より無料で操作も超簡単です。
このサイトの譜面は全て『Muse Score』で作っていますし、
スクールのドラム課題やオリジナルなども作っています。
初めてMuse Scoreを知ったときは
『これが無料か~??』と信じられない思いでした。
操作方法が分からないときは
かなりのユーザーがサイトや動画で解説しています。
是非あなたも使ってみて下さい。
>>ドラム用メトロノームアプリのオススメはこれ!YAMAHA Rec’n’Share