スポンサーリンク

マックス・ローチの名盤。歌うドラムを目指すならこれ!

マックス・ローチ

マックス・ローチ(Max Roach)

1924年1月10日アメリカ合衆国ノースカロライナ州生

2007年8月16日83歳没。

マックス・ローチを初めて聞いたのは
大学生になってから

真剣にジャズを志すようになったころでした。

そのころは、結構色々なドラムを
聴いていたのですが、

マックスも色々なドラマーの一人というくらいでした。

真剣に聞くようになったキッカケは、

お師匠さんの一人(ジミー竹内氏)の
ハイハット・パフォーマンスを見たことでした。

普段ドラムセットで演奏する
タイプのドラマーしか知らなかったので、

このハイハットワークは斬新そのものでした。

その後、ジミーさんから、

このハイハットワークのオリジナルは
マックスローチだということ聞き、

それからしばらくは
マックスローチ一辺倒になった経験があります。

マックスローチは一度聞けばすぐに
彼だとわかる位独特のフレーズがあります。

バップ時代のドラマーはなんで、
こんなに個性があるのでしょうかね?

いつも不思議に思っています。

与えられたジャズのメッソドは
同じはずなのに出てくる音がまるで違う。

本当に素晴らしいものだと思います。

スポンサーリンク

Contents

マックスローチのソロの特徴

マックスローチのソロは、
はっきりとした輪郭があり、

コピーしやすい部分と
全くお手上げな部分が有ります。

私も随分細切れにコピーをしたのですが
わからないところも多かったです。

市販のスコアもマックスローチのソロを
抜き取った本が多数ありますが、

どれも中途半端で特徴は捉えていますが
完全譜面はほとんどありません。

やはり採譜を仕事にする人でも
難しく悪戦苦闘していた証なのでしょう。

でもやはり耳コピーをすることをオススメしますが、

なかなか難しい方には、

ヤマハミュージックメディアから
出版している

『グレート・ジャズ・ワークスビバップ、ハードバップ編』

という楽譜がありますから、
その中にマックスローチの曲が2曲入っています。

一つは、ソニーロリンズの『St,Thomas』

もう一つは

クリフォードブラウン&
マックスローチの『Sandu』です。

この2曲だけでもマスターすると、
マックスローチのソロわかるはずです。

その他、オススメのアルバムを
数枚上げておきますので、

聴きこんで雰囲気をコピーしてください。

その他にも
ジャズドラマー小林陽一氏の

『プレイ・ザ・ジャズ・ドラム』

という教則本の中にも
マックスローチの『限りなきドラム』から

完全コピーが記載されていますので、
参考にされてください。

オススメの音源

サキソフォン・コロッサス(ソニー・ロリンズ)

『サキコロ』と言われ,

長い間、ジャズメンの定番中の定番と
なっているアルバムです。

私もセント・トーマスを
心酔してコピーした思い出があります。

①St. Thomas(Sonny Rollins)

You Don’t KnowWhat Love Is(Raye, DePaul)

Strode Rode(S. Rollins)

Moritat(Brecht, Weill)

Blue Seven(S. Rollins)

プレイヤー
ソニー・ロリンズ(ts)
トミー・フラナガン (ph)
ダグ・ワトキンス(b)
マックス・ローチ(dr)

クリフォードブラウンマックスローチSTUDY IN BROWN

クリフォード・ブラウン

最初のチェロキーを聞いたときの衝撃は今でも忘れられないですね。

今も目指す最高の音源として
常に聴いています。

①Cherokee
②Jacqui
③Swingin’
④Lands End
⑤George’s Dilemma
⑥Sandu
⑦Gerkin for Perkin
⑧If I Love Again
⑨Take the a Train

プレイヤー
クリフォードブラウン(tp)
ハロルド・ランド(ts)
リッチー・パウエル(p)
ジョージ・モロウ(b)
マックスローチ(dr)

特定商取引法に基づく表記
プライバシーポリシー
川端敏宏の所持資格

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする