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ドラムはスキルか感性か?どっちが正しい?

ドラム スキル

よくミュージシャン同士の飲みの席などで

『楽器はスキルか感性か? 』

という議論が起きます。

ある人はスキル派で、

『どんなに才能が有っても演奏する技術が無ければ表現できない』

と言い、

ある人は、

『演奏技術よりもハートだ!何を伝えたいかが重要!』

と言います。

一体どちらが正しいのでしょうか?

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Contents

考え方の違いからくる

私も若いころは技術が無ければ
何にも出来ないじゃないか?

という考えを持っていたことがありました。

以前はありとあらゆるテクニック
を習得することで、

トータル的にドラムが上手くなると
考えていたからです。

しかし、ある日、8ビートしか
叩けないというアマチュアドラマーに出会いました。

しかし、そのタイム感やバックビートの音、

本当に素晴らしいものがありました。

とても太刀打ちが出来ない8ビートだったのです。

しかし、他のリズムやロールといった
基礎テクニックを叩いてもらうと、

お話にならないといった具合でした。

これはやはり考え方だと思います。

8ビートの彼は、ドラムの技術より、
歌そのものを重視して、

ドラムのスキルは、その歌の表現のツールというわけです。

『俺は8ビートだけたたければそれでいい!』

という考え方でしたら、

このスタイルを一生貫いていけばいいと思います。

中には様々な音楽を楽しみたいと
思っている人もいます。

ひとつ100点で後は0点というスタイルより、

全て80点でオールAを狙うという考え方ですね。

ロックもジャズもラテンもドラムが
入っている楽曲は全て楽しんだ方が、

よりよい音楽人生を送れると考えます。

いくらスキルを追いかけても

しかし、歌の為のドラムという
考えの人も時が経てば考え方が変わります。

歌や周りの人のフレーズに
自分のスキルが追いつかない時期が出てくるのです。

そこで初めて練習の重要性に気が付くのです。

しかし、あまりに出来るフレーズと
出来ないフレーズの乖離に悩まされ、

諦めてしまうドラマーもいることは事実です。

逆にスキルを追い求めても、
どうも違うと考える人も多くいます。

サクサク体は動くのに、
ここぞという表現力がないのです。

それで、身体は動くが薄いドラム
という人も数多くいます。

結局、同じなのではないかと思います。

最初の心のスイッチ次第で
方向性が変わるだけで、

追い求めるゴールは同じではないかと考えます。

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