現在発売されているドラム ビーターは
様々な種類があります。
私がドラムを始めたころは主に
フェルト製のタイプのビーターが一般的でしたが、
今ではゴム製のもの、4打面もの、
振動ゴムを内蔵したものまで本当に沢山世に出ています。
お気に入りが見つかるまでは時間がかかります。
このページでは本当の意味での
ビーター比較、オススメの考え方をお伝えします。
Contents
絶対やってはいけないこと!
インターネット上の楽器店や物販サイト
などに使用した人の感想などがありますが、
あれは、あくまでも個人の主観です。
コメントを読んで購入するようなことは絶対やめてください。
レビュー記事も同様です。
スティックもビーターも
ありとあらゆる楽器は、
ご自分で実際に使用して購入するのが一番です。
ビーターの値段は1000円~3000円程
ですから投資してみても安いものです。
私は機材を購入するのも大好きで、
新商品や海外の珍しいものを見つけては即買いをします。
しかし、それを自分の生徒さんや知人に
勧めることはしませんし、
こういった文章でも書きません。
なぜなら、私の感覚だからです。
(自分で本当に気に入ったとき、
ポロッと言うかもしれませんが・・)
サウンドはどのようにして作れるのでしょうか?
ビーターもスティック同様、
種類を変えると全く景色が変わります。
サウンドの軽さ、重さ、スピード、
大体これしか感想が無いのですが、
10個のビーターがあれば、
10通りのサウンドと踏みごたえがあります。
私も唯一お気に入りのビーターを持っています。
その名称もここでは伏せますが、
どんなビーターもこれに勝るものはないというビーターです。
そのビーターは私がドラムを始めたとき
購入したペダルに付属していたビーターなのです。
なぜ、そのビーターが一番かというと、答えは簡単で、
そのビーターで何十年も練習してきたからです。
ソフトな軽やかなサウンドを
ピアニストに求められることもあれば、
ハードで重いサウンドをギタリストから
求められることもあります。
私はそれに応じて、一つのビーターで練習してきました。
ペダルやビーターは脚のコントロール
という土台があっての事なのです。
パワーが欲しいからウッドビーターを
購入するという選択の前にもっとやることありませんか?
ドラムビーターの調整について
ビーターの位置は、22インチの
バスドラムの中心にくるセッティングで行います。
これで、20インチも18インチも
自由自在に叩けるように訓練します。
最近は、小口径のバスドラムを
底上げしたり、小口径用にペダルを短くしたり、
メーカー側の試行錯誤が見えますが、
昔からあるタイプのペダルを
昔からあるサイズで自由自在に
動かせるようにすることが大事です。
最後にプレイ中の注意点だけを書いて終わります。
プレイ中、ドラム ビーターが抜けるということが、たまにあります。
これはネジが締まっていないことや、
老朽化が原因で起こりますが、
ライブ直前にちょっとしたことをしてあげると抜けません。
それは、布テープを巻くだけです。
これをやるだけで、思いっきり
踏み込むことが出来ますので是非やって見てください。
>>ドラムペダルのオイルは何を使えばいい?闇雲に使っても駄目
>>ドラムペダルのメンテナス。基礎知識からセッティングまでを知る